2017.11.05
Hさま♡Rさま

深まりの季節、秋

秋は、様々な季節を越えてきた木々たちが、彩やかな紅葉に実を包む

紅葉は神様が人間に残してくれた美しい置き土産と言われている

様々な季節を越えて、美しく色づくことができた紅葉を、日本人は古くより心の糧にしてきた

その美しさを心の中に記憶として留めて置くことができるから、寒く厳しい冬を乗り越えることができる

今ここに、あなたと私が共にいられること
それは共に過ごした時間があったから

このかけがえのない時間は、未来へと続いていく

まるで四季のように

日光への想い

東日本大震災のボランティア活動を通じ交際が始まりました。
二人の一番の思い出は日光二荒山神社の「縁結びの御神木」です。知り合って、間もない新郎に、新婦が感想した御神木の話をしたのが、二人の心が通じ合うきっかけです。
二人にとって特別な御神木の立つ日光二荒山神社で結婚式の募集があると聞いてびっくり!ご縁があると感じました。

結婚式を結んでみて

結婚式は一瞬一瞬が幸せな気持ちで思い出されます。

神橋を渡る神事はおごそかで、新たな道を歩き始めたことを実感しました。2人で紙飛行機を飛ばすという楽しい演出もあり、家族と喜びをわかち合うひととき。

時を待ち、日が暮れてから行われたナイト・ウェデイングは特別です。手水の神事から始まり、石段を一歩一歩登るごとに心は鎮まり、鳥居の朱は目にまぶしく、茅の輪を2人一緒にくぐり神殿へ進むと、神職さん巫女さんが迎えてくださる空間は神聖な気が漂っていました。古式に則った神前結婚式に、作法を知らずに来たことにお互いドキドキしながら三三九度。八乙女神楽では、巫女さんの様子が一変して神秘的な舞いの姿に感動。結婚式のあとには、夫が奉納剣武をさせていたき、ありがとうございました。いくつかの居合の型のあと、最後の演武では周囲の方々も参加してくださって、その場に集った皆さまからも祝福していただく幸せに包まれました。

私たちも親たちも何より感激したのは演出してくださった皆さまの心のこもった対応です。10月中旬、突然に決まった結婚式に何もわからず少し不安でしたが、ご担当の國井さんがご丁寧に答えてくださったので、安心して当日を迎えることができました。白無垢は相良刺繍の総刺繍で気品あふれる見事なもの。当日は着付け師の斎藤千恵子さん、メイクの周さんがつきっきりで美しく演出してくださいました。斎藤さんは楽なのにしっかりと着付けてくださり、白無垢をまとう幸せを1日ずっと感じることができました。カメラマンの松山さんは、11月5日にしか撮れない紅葉の美しさとともにさまざまに撮影してくださいました。ありがとうございました。

最後に、二荒山神社はまさに縁結びの神様!という出来事がありましたので報告します。私はご神木巡りが好きで、二荒山神社は縁結びのご神木がたくさんそびえ立ち、とくに好きな神社。思いがけず、大好きな神社で結婚式を挙げることができると知った時は、二荒山の神様の贈り物!と感激しました。そして、夫の母親に結婚式の報告をした時のことです。「数年前、親子3人で二荒山神社で茅の輪くぐりをした時、息子に良いご縁がありますように、とお願いしたのよ。神様は私の願いを叶えてくれたんだね!」と感激して話してくれました。夫は忘れていたみたいですが(笑)、「やっぱり縁結びの神様だ!」と話したりして、家族みんなで二荒山神社への思いを共有しながら、当日を迎えることになりました。

私たちは50代で初婚。2人ともわが道を歩いてきて、結婚が遅くなりましたが、11月6日、入籍いたしました。結婚式というきっかけがなければ、籍を入れないまま、年を重ねていったかもしれません。双方の親が会う機会もでき、2人が“家族になった”という喜びを今、かみしめています。 私たちを選んでくださり、すばらしい1日を演出してくださったクローバーズウエディングサロンの皆さま、本当にありがとうございました。